大型蓄電池価格2020年には10分の1?

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次世代大型蓄電池の生産コストを大幅に引き下げる技術開発

(2015年1月10日)

住友電気工業が、次世代大型蓄電池の生産コストを大幅に引き下げる技術を開発しました(日経2015年1月8日)

 

電解液に高価なレアメタルのバナジウムを使わず、より安価な材料に変えることで、生産コストを現在の10分の1以下(1kwhあたり2〜3万円)にできる可能性があるとされています。

 

2020年には、量産品を市場に投入する方向です。

 

住友電工の大型蓄電池は、「レドックスフロー電池」と呼ばれ、リチウムイオン電池と比べて発火リスクは少なく、寿命は20年と約2倍。サイクル数も制限がなく、次世代電池の本命の1つとされています。

 

レドックスフロー電池は、変電所などに導入する電力系統用の大型蓄電池に適した特性があります。

 

住友電工は、今後、安全性の検証や量産技術の確立を急ぐとしています。

 

主な蓄電池の比較

  レドックスフロー リチウムイオン NAS
(ナトリウム硫黄)
導入コスト(/kwh)

2〜3万円

約20万円

約4万円

大容量化


Mw級以上


通常1Mw級まで


Mw級以上

コンパクト化

×

安全性

寿命

20年
制限なし

6〜10年
約3500回

15年
約4500回

※ 参考:経済産業省「蓄電池戦略」

 

2012年7月4日に公表された経済産業省の「蓄電池戦略」では、レドックスフロー電池のコストについては「評価中」、寿命については「6〜10年」となっています。これは、当時のレドックスフロー電池に関するものです。

 

表のレドックスフロー電池に関するデータは、新たに開発された技術を採用したもので、日経2015年1月8日付記事を参考にしました。

 

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