ソーラーフロンティアの太陽光パネル・太陽光発電システムの特徴

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ソーラーフロンティアの太陽電池の特徴

(2016年6月1日更新)

ソーラーフロンティアの太陽光発電システムは、比較的安価で初期投資費用を抑えることができるので、「早く元を取りたい」という方におすすめです。

 

また、日照条件に左右されず安定して発電できる特性があることなどから、実発電量が多いというメリットもあります。

 

比較的安価で早期投資回収が見込める

ソーラーフロンティアは、CIS太陽電池です。CIS太陽電池は、化合物系太陽電池の一種です。結晶シリコン系太陽電池と比べて安価なので、初期投資費用を抑えることができます。

 

つまり、早期投資回収を見込める太陽光発電システムです。

 

一般家庭の平均出力4kwで比べると、最も高価な東芝・パナソニックより50万円前後、シャープ・京セラ・三菱電機より30万円前後安くなる可能性があるといわれています。

 

なお、CIS太陽電池は、結晶シリコン系太陽電池に比べると変換効率が低いのが弱点といわれますが、実発電量が多いので、変換効率が低くても発電量は確保できます。

 

実発電量が多い

CIS太陽電池は、優れた分光感度特性を持っていて、結晶シリコン太陽電池よりも幅広い光の成分を吸収できる特性があります。また、熱や影に強いという特性もあります。

 

そのため、カタログ・スペック上のモジュール変換効率は低くても、実発電量(設置後、実際に発電する量)で比べると、結晶シリコン太陽電池より発電量が多くなるのです。

 

CIS太陽電池は影に強い

結晶シリコン太陽電池は、何枚かのセルが集まって1つのモジュールを構成しています。なので、モジュールの中で発電しないセルがあると、モジュール全体の発電量が低下してしまいます。

 

それに対してCIS太陽電池は、1枚のセルが1枚のモジュールです。そういった構造上の特性から、電流が途中で途切れにくいため、太陽電池モジュールの一部に光が当たらなくても、モジュール全体の発電量の落ち込みが少ないのです。

 

つまり、日照条件に左右されず、安定して発電できるのです。

 

CIS太陽電池の方が、結晶シリコン太陽電池よりも年間総発電量が8%多くなるという実験データもあります。

 

実発電量の比較

 

デザイン性の高い「黒いモジュール」

ソーラーフロンティアといえば、他とは違う黒い太陽電池モジュールが特徴です。この黒色は、CIS太陽電池の素子の色です。

 

ソーラーフロンティアは、2007年にグッドデザイン賞を受賞。そのモダンな感じは、他の太陽光パネルとは違った存在感があります。

 

太陽電池20年保証

ソーラーフロンティアは、国内メーカーで初めて無償で太陽電池モジュールの20年保証を導入しました。

 

太陽電池モジュールの出力が、10年以内に10%以上、20年以内に20%以上低下したときは、太陽電池モジュールの追加・修理・交換を行います。

 

周辺機器に関しては、他メーカーと同様に10年保証があります。なお、周辺機器については、有償で5年間延長した15年保証が用意されています。

 

保証・アフターサービスでメーカを比較

 

ソーラーフロンティアの太陽光パネルを選ぶ際の注意点

ソーラーフロンティアのCIS太陽電池は、結晶シリコン太陽電池に比べて安価なので、初期投資費用を抑えることができます。見積もり依頼のときに、ぜひ入れておきたいメーカーです。

 

ただし、CIS太陽電池は、モジュール変換効率が低いのが弱点。発電量を確保するためには、広めの設置面積が必用になる場合もあります。

 

なお、ソーラーフロンティアの太陽光発電システムは実発電量が高いので、思っていた以上に発電できる場合も少なくありません。発電量のシミュレーションを依頼し、他のメーカーと比較してみることが大切です。

 

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