太陽光発電のメリット・デメリット

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太陽光発電のメリット・デメリット

太陽光発電を導入するメリットは、大きく分けて「経済面でのメリット」と「環境面・設備面でのメリット」があります。

 

 

経済面におけるメリット

電気代を削減できる

太陽光発電を導入すれば、自家発電できますから、電力会社から電気を買わなくてよくなります。電力会社との契約内容にもよりますが、昼間の高い電気を買う必要がなくなるので、電気代は大幅に削減されます。

 

太陽が出ていない夜間や、曇りや雨の日は発電しませんから、これまで通り電力会社から電気を買わなければいけません。。

蓄電池を設置し、太陽光で発電した電気をためておけば、電力会社から電気を買う必要は全くなくなります。

 

電気を売って収入を得られる

再生可能エネルギー固定価格買取制度によって、自家発電して使い切れずに余った電気は電力会社が買い取ってくれるので、電気を売って収入を得られます。

 

なお、太陽光発電を設置すれば発電量はどれくらい見込めるか、売電収入はどれくらいか、何年くらいで元がとれるかといったことは、施工業者に見積もりを依頼すれば試算をしてもらえます。

 

電力買取価格は大幅ダウン

電力買取価格は年々下がっていて、2015年度以降は買取価格が大幅に下がる可能性があります。太陽光パネルの価格も下がってはいますが、これから先、固定価格買取制度が導入された2012年ころのような急激な価格低下は期待できないでしょう。

 

買い取り価格だけが大幅な引き下げになれば、これまで10年程度で元が取れていたものが、もう少し長くかかるようになるかもしれません。

 

太陽光発電を設置するのでしたら、2014年度中に決断するのがよさそうです。

 

地域によっては補助金を活用すれば費用を抑えられる

国の太陽光発電設置補助金は2013年度末で終了しましたが、地方自治体によっては、補助金や融資の制度があります。

 

そういった制度を活用すれば、有利に太陽光発電を始められます。

 

「省エネ リフォーム」とあわせれば、特別税額控除が受けられる

居室の窓枠の「省エネ リフォーム」とあわせて太陽光発電システムを設置すれば、特別税額控除を受けられます。所得税から10%控除され、最大350万円まで控除が受けられます。

 

   詳しくはこちら ⇒ 「省エネリフォーム+太陽光発電」の税額控除

環境・設備面におけるメリット

温暖化対策に有効

太陽光発電は、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに直接変換するため、石油や石炭を燃やして熱エネルギーを発生させる必要がなく、そのため温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を全く排出しません。

 

また、発送電ロスがないのでエネルギーを効率的に利用できます。

 

屋根にパネルを設置することによる遮熱効果

住宅の屋根やビルの屋上に太陽光パネルを設置することで、遮熱効果が期待できます。屋根裏などの最上階の室内温度が10度以上も下がるとされています。

 

最上階の温度は、下の階にも伝わりますから、遮熱効果は、建物全体での節電や快適性にもつながります。

 

停電時にも電気が使える

停電時には、非常用の電源として使用することができます。災害時にも、太陽光発電システムが壊れていないことが前提になりますが、災害が発生して電力供給網が遮断されたときでも電気を使うことができます。

 

実際これまでの大きな災害のときにも、太陽光発電が役に立った事例があることは広く知られています。

災害時・停電時の太陽光発電の使い方

 

大規模なメンテナンスは不要

太陽光発電システムは、いったん設置すれば、大規模なメンテナンスはほとんど必要ありません。太陽光パネルの汚れを取ることなどで、出力を維持することが出来ます。

 

なお、太陽電池はだいたい20年以上の耐用年数がありますが、その他の機器はそれほど耐用年数が長くありません。例えばパワーコンディショナーは約10年です。耐用年数を経過すると交換が必要です。最近は、周辺機器でも15年保証を付けているメーカーもあります。

 

太陽光発電メーカーの保証を比較

太陽光発電のデメリット

安定した発電量を確保することが難しい

太陽光をエネルギー源とするので、雨や曇りの日は発電量が低下します。太陽の出ていない夜間は発電できません。また、雪や火山灰が太陽電池に降り積もったときにも発電しません。これまで同様、電力会社から電気を買わなければいけません。

 

このように天候や自然条件の様々な影響を受けやすいので、安定した発電量を確保することが難しいののが現状です。

 

まだまだ価格が高い

太陽光発電の価格は、以前に比べると大幅に下がってきたとはいえ、決して簡単に設置できる価格ではありません。2014年の1-3月期の相場が1kwあたり41万4千円です。

 

設置容量は平均4.84kwですから、システム全体では200万円がトータル費用の相場です。

 

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