太陽電池出荷量が過去最高/固定価格買い取り制度が追い風

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太陽電池出荷量 過去最高(2012年7-9月期)

(2012年11月16日)

太陽光発電協会の発表(2012年11月15日)によれば、2012年7-9月期の太陽電池の国内出荷量は、62万6,972kwで過去最高となりました(出力ベース)。4-6月期が、44万5,289kwでしたから、41%増えたことになります。

 

国内生産の太陽電池の伸びは35%、それに対して輸入太陽電池の伸びは54%。国内メーカーの太陽電池も伸びていますが、海外メーカーの太陽電池の伸びが大きいことがうかがえます。海外メーカーの太陽電池の方が価格が安いということも関係しているのかもしれません。

 

また、今後、海外メーカーが日本国内で太陽電池を生産するケースも出てきます。いっそうの価格競争が進みそうですね。

 

一方、太陽電池の輸出量は9%減少しています。

 

2012年度

4-6月期(kW)

7-9月期(kW)

増加率(%)

総出荷量

613,523

780,031

127

国内出荷量

445,289

626,972

141

(うち 国内生産)

313,337

424,286

135

(うち 輸入)

131,952

202,686

154

輸出量

168,234

153,059

91

 

太陽電池の出荷量(2012年4-6月期と7―9月期の比較

 

太陽電池の出荷量の伸び率(2012年4-6月期と7―9月期の比較

非住宅用が3倍の伸び

住宅用、非住宅用別に太陽電池の出荷量をみると、住宅用が約1.2倍に対して非住宅用が約3倍も伸びています。そのうち発電事業用は約2.4倍です。やはり7月から始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が太陽光発電の普及を後押ししているようです。

 

2012年度

4-6月期(kW)

7-9月期(kW)

増加率(%)

住宅用

383,329

446,360

116

非住宅用

61,183

179,930

294

(うち 発電事業用)

29,838

71,240

239

 

太陽電池の出荷量(用途別)の伸び率(2012年4-6月期と7―9月期の比較

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