楽天ソーラーに蓄電池セットタイプが登場
(2013年5月12日)
楽天ソーラーが、2013年4月3日より、太陽光発電システムに京セラ製リチウムイオン蓄電池をセットにしたパッケージの販売を開始しました。蓄電池のみの購入・設置も可能です。
楽天ソーラーの太陽光パネルは、通常、シャープ製を使用しますが、こちらの蓄電池セットのタイプは京セラの太陽光パネル(多結晶)となります。パッケージは、太陽光発電システムの出力別に全部で8種類。パッケージ価格は次の通りです。
京セラ製 【太陽光発電システム】+【リチウムイオン蓄電システム】
(2013年度の価格)
太陽光発電システム |
蓄電池 |
税込価格 |
実質負担金額 (国の補助金適応後) |
---|---|---|---|
2.280kw |
7.2kwh リチウムイオン 蓄電システム |
2,940,000円 |
2,359,134円 |
2.850kw |
3,003,000円 |
2,339,334円 |
|
3.420kw |
3,192,000円 |
2,576,934円 |
|
3.990kw |
3,381,000円 |
2,754,534円 |
|
4.560kw |
3,570,000円 |
2,932,134円 |
|
5.130kw |
3,769,500円 |
3,120,234円 |
|
5.700kw |
3,969,000円 |
3,308,334円 |
|
6.270kw |
4,168,500円 |
3,496,434円 |
楽天ソーラーの公式サイトではパッケージ価格のみ表示されています。京セラのリチウムイオン蓄電池(7.2kwh)の価格は240万円(税別)ですが、楽天ソーラーではいくらになるのか試算してみました(⇒こちら)。
リチウムイオン蓄電池にも機器費の1/3(上限100万円)という国の補助金がありましたが、2013年9月13日で打ち切りになりました。詳しくはこちら。
【通常の楽天ソーラーのパッケージ】
ちなみに、楽天ソーラーの通常のパッケージと価格は次の通りです。こちらも太陽光発電システムの出力別に8種類あります。太陽光パネルはシャープ製です。
(2013年度の価格)
発電容量 |
税込価格 |
実質負担金額 (国の補助金適応後) |
1kWあたりの |
---|---|---|---|
2.004kw |
997,500円 |
967,500円 |
474,052円 |
2.775kw |
997,500円 |
942,100円 |
342,342円 |
3.330kw |
1,212,750円 |
1,146,150円 |
346,847円 |
3.885kw |
1,386,000円 |
1,308,400円 |
339,768円 |
4.440kw |
1,559,250円 |
1,470,450円 |
334,459円 |
4.995kw |
1,730,400円 |
1,630,600円 |
329,930円 |
5.550kw |
1,887,900円 |
1,776,900円 |
323,964円 |
6.290kw |
2,097,900円 |
1,972,100円 |
317,647円 |
- 2.004kwタイプは単結晶アップグレードオプション。他は多結晶。
- 補助金は、1kw当たりの補助対象経費(税別)が、2~41万円の場合 2万円/kw、41~50万円の場合 1.5万円/kwです。単結晶アップグレードタイプは補助金単価が低くなります。
京セラのリチウムイオン蓄電池の性能
楽天ソーラーが採用した蓄電池は、京セラのEGS-LM72A(タイプA)とEGS-LM72B(タイプB)の2タイプ。蓄電容量は7.2kwhです。
それぞれ14.4kwhに増設が可能で、増設したものがEGS-LM144AとEGS-LM144Bです。14.4kwhシステムは、リチウムイオン蓄電池で国内最大容量とされています(2013年4月19日現在(京セラ調べ))。
ただし、実際に使用できる容量(最大使用可能容量)は、蓄電容量よりも少なく、放電深度80%と電力変換効率94%をかけた値となります。
EGS-LM72A(B) |
EGS-LM144A(B) |
|
---|---|---|
蓄電池容量 |
7.2kwh |
14.4kwh (7.2kwhを増設対応) |
実際に使用できる容量の目安 |
5.4kwh |
10.8kwh |
連続使用可能時間 |
12時間 |
24時間 |
保証期間 |
蓄電池本体:10年、リモコン:2年 |
|
価格 |
2,520,000円 240万円(税抜) |
4,672,500円 445万円(税抜) |
- 連続使用可能時間は、フル充電状態で、1時間あたり430w使用するケース。これは、テレビ、リビングの照明、冷蔵庫、携帯・スマートフォン充電が同時に使用できる電力です。
蓄電池のメリット
料金の安い深夜電力をためて使うことができます。
蓄電池を単体で利用することも、太陽光発電システムと併用して利用することもできます。深夜にためた電気を昼間に使うことで、電気代を節約したり、日中に太陽光で発電した電力をできるだけ多く売電することができます。
非常時の電源として利用が可能です。
蓄電池があれば、停電で電力会社の電気が使えないときでも電気を使うことができます。
なお、太陽光発電システムも、日中の太陽が出ているときには停電時に電気を使うことができます。
⇒詳しくはこちら
楽天ソーラーは、当初の「格安太陽光発電」から、現在は「無料一括見積もりサービス」に変更となっています。詳しくはコチラ。
(2015年4月10日更新)
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