楽天ソーラーは現地調査当日に契約が前提
(2014年5月12日)
楽天ソーラーは、現地調査当日に契約を求められます。 もちろん、その日に契約しないこともできますが、原則的には現地調査で設置可能と判断された場合、すぐに契約する仕組みになっています。
なので、現地調査に来てもらう際には、契約を前提に準備をしておく必要があります。
楽天ソーラーでは、業界平均2回以上ある面倒な現地調査が最低1回で完了します!
基本的な設置場所の条件や様々なご質問について、事前にネットやお電話でのやり取りを行うことで お客様の負担軽減、コストダウンに繋げています。
(楽天ソーラー公式サイトより抜粋)
一見すると、手間がかからず便利なように思えますが、これは、現地調査後、その日に契約するかどうかの判断を求められるということです。
楽天ソーラーは低コストが売りですが、コスト削減のため人件費などもカットしているので、何度も足を運べないといった業者サイドの事情もあるようです。
現地調査 申し込み後の流れ
- 現地調査依頼
公式サイトから氏名・住所・現地調査依頼日など入力・送信
- 専門スタッフと導入に向けて事前連絡・相談
希望条件にそぐわない場合、現地調査キャンセル
- 現地調査実施日(所要時間90~120分)
現地調査実施・契約 (調査結果に納得できない場合、導入手続きキャンセル)
楽天ソーラーの公式サイトには、現地調査実施日に契約まで行うことが明記されてます。
もちろん、事前のやり取りの中で希望条件に合わなければ現地調査をキャンセルできることや、現地調査結果に納得できなければ楽天ソーラーの導入手続きをキャンセルできることも書かれています。
楽天ソーラーの現地調査依頼の前に他で見積もりを取っておく
楽天ソーラーは、導入費用の安さが魅力です。しかし、他に比べて安いといっても、100万円も200万円も、あるいはそれ以上する買い物です。
現地調査が終わって、いきなり「設置可能です、金額はコレです、契約手続きをしてください」 といわれても躊躇してしまうのは当然です。
ですから、事前に「これぐらいのシステムなら、これぐらいの金額で設置できる」というように、自宅に設置できるシステム規模と相場をしっかりと押さえておき、「楽天ソーラーがこれぐらいの金額なら楽天ソーラーにしよう」という心づもりを持った上で、楽天ソーラーの現地調査を申し込む必要があります。
他の見積もりと違って、「現地調査後、ゆっくり考えよう」というわけにはいきません。
以前は、楽天ソーラー公式サイトに、出力タイプごとの価格が表示されていました。ですから、例えば、4kwタイプなら楽天ソーラーではこれくらい、といった比較があらかじめできたのですが、現在は、現地調査を依頼しないと、はっきりしたことが分かりません。
それだけに事前の準備が重要になっています。楽天ソーラーも、あらかじめ他で見積もりを取って十分検討したうえで現地調査を申し込むことを前提としているようです。
それだけ楽天ソーラーは安さに自信があるのかもしれません。人件費などコストカットを突き詰めた先の一つのビジネス・スタイルなのかもしれませんね。
しかし、太陽光発電の設置は、だれでもじっくりと検討してから決めたいものです。こういったビジネス・スタイルが続くとは思えないのですが…。
それでは、自宅に設置できるシステム規模と相場は、どうすれば知ることができるかというと、無料一括見積もりを利用することです。
無料で複数の業者から見積もりが取れ、楽天ソーラーと違って見積もりが出されてから、じっくりと比較検討することが可能です。
ですから一括見積もりで相場を知った後で、楽天ソーラーの現地調査を申し込むのがオススメの方法です。楽天ソーラーをキャンセルした後でも、気に入った業者の提案があれば、そちらに設置を依頼することもできます。
楽天ソーラーは、当初の「格安太陽光発電」から、現在は「無料一括見積もりサービス」に変更となっています。詳しくはコチラ。
(2015年4月10日更新)
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