楽天ソーラーが販売する京セラ製リチウムイオン蓄電池の価格を試算
楽天ソーラーが、京セラ製の太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電システムをパッケージで販売しています。
楽天ソーラーの公式サイトでは、パッケージ価格は表示されていますが、蓄電池のみの価格は示されていません。楽天ソーラーがパッケージで販売する蓄電池の価格がおよそいくらで、どれくらい安くなっているのか(何割引になっているのか)、試算してみました。
容量 (kw) |
税込価格① (蓄電池含む) |
実質負担額② (税込) |
補助金額③ |
蓄電池価格⑥ (税別) |
割引率 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
太陽光④ |
蓄電池⑤ |
|||||
2.280 |
2,940,000 |
2,359,134 |
- |
- |
- |
- |
2.850 |
3,003,000 |
2,339,334 |
||||
3.420 |
3,192,000 |
2,576,934 |
68,400 |
546,666 |
1,639,998 |
32% |
3.990 |
3,381,000 |
2,754,534 |
79,800 |
|||
4.560 |
3570,000 |
2,932,134 |
91,200 |
|||
5.130 |
3,769,500 |
3,120,234 |
102,600 |
|||
5.700 |
3,969,000 |
3,308,334 |
114,000 |
|||
6.270 |
4,168,500 |
3,496,434 |
125,400 |
※ 金額の単位:円
※ 2.280kwタイプと2.850kwタイプは、少々違うようですので除外しています。
試算の方法
楽天ソーラーの公式サイトでは、太陽光発電システムと蓄電システムをあわせたシステム全体の税込価格①と国の補助金適応後の実質負担金額②が示されています。
その差額(①-②)は、もちろん補助金③ですね。
補助金額③=システム全体の税込価格①-実質負担金額②
補助金額③は、太陽光発電の補助金④と蓄電池の補助金⑤の合計ですから、
蓄電池の補助金額⑤=補助金額③-太陽光発電の補助金額④
太陽光発電の補助金額④は、1kwあたり2万円(※)ですから、その補助金額④は上の表のようになります。
(※) 試算したところ、1kwあたり補助対象経費は41万円以下(税別)になるので、補助金単価は2万円/kwです。
したがって蓄電池の補助金額⑤は、
蓄電池の補助金額⑤=補助金額③-太陽光発電の補助金額④=546,666円
リチウムイオン蓄電池の補助金は、機器費の3分の1ですから、蓄電池の価格⑥は
蓄電池の価格⑥=蓄電池の補助金額×3=1,639,998円(税別)
となります。メーカー希望小売価格は240万円(税別)ですから、約32%OFFとなります。
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