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産業用(10kw以上)太陽光発電の出力別 必要面積
産業用(10kw以上)太陽光発電システムを設置する場合に必要な面積のおおよその目安をご紹介します。
工場・倉庫の傾斜屋根に設置する場合と、遊休地など地上に設置する場合とでは、同じ出力のシステムでも設置に必要な面積が異なります。地上設置は、屋根設置に比べて広い面積が必要です。
太陽光発電システムの設置に必要な面積の「おおよその目安」
出力 | 設置場所 | |
---|---|---|
倉庫・工場などの傾斜屋根 | 遊休地・空き地など地上 | |
10kw |
100㎡ |
150㎡ |
20kw |
200㎡ |
300㎡ |
30kw |
300㎡ |
450㎡ |
40kw |
400㎡ |
600㎡ |
50kw |
500㎡ |
750㎡ |
「必用面積の目安」の考え方
「出力○○kwの太陽光パネルを設置するのに必要な面積の目安」は、次のように考えるとよいでしょう。
- 傾斜屋根に設置する場合は「1kwあたり10㎡」または「出力数の10倍」の設置面積
- 地上に設置する場合は傾斜屋根設置の1.5倍ほど広い面積
地上設置の方が傾斜屋根よりも広い面積が必用なのは、太陽光パネルに角度をつけて並べたときに、前列のパネルの影が後列のパネルにかからないよう、間隔をあけて設置する必要があるからです。
なお、同じ出力数でも、太陽光パネルの性能によって、必要枚数が異なります。
1枚あたりの出力や変換効率が高くない太陽光パネルの場合は、同じ出力を得るにもパネルの設置枚数が多くなり、それだけ広い面積が必要です。
逆に1枚あたりの出力や変換効率が高い太陽光パネルの場合は、必要枚数が少ないので、設置に必要な面積は、それだけ少なくてすみます。
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