2014年住宅用太陽光発電システム費用の相場

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住宅用太陽光発電の相場(2014年第1四半期)は、1kwあたり41万4千円

(2014年5月12日)

太陽光発電普及拡大センター(JPEC)が、2014年1-3月期の住宅用太陽光発電補助金交付決定件数を公表しました。既設設置の場合、平均設置容量は4.84kwで、平均システム価格は41万4千円/kwとなっています。

 

つまり、現在の住宅用太陽光発電の相場は1kwあたり41万4千円です。現在設置されている住宅用太陽光発電は、平均すれば、発電容量4.84kwで、費用は200万3,760円ということになります。

 

平均システム価格と平均設置容量の推移

過去5年間の平均システム価格と平均設置容量の年度ごとの推移は次のグラフの通りです。

 

平均システム価格と平均設置容量の推移

 

5年前に比べて、設置容量は1kw増え、価格は1kwあたり20万円ほど安くなり、率でいえば約32%低下しています。

 

太陽光発電システムは毎年どれくらい値下がりしているか

1kwあたりの平均システム価格が、前年度に比べてどれくらい値下がりしているかについては次の通りです。

 

  2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度

価格

63.9万円

59.3万円

54.3万円

47.9万円

43.2万円

対前年

▲4.6万円

▲5万円

▲6.4万円

▲4.7万円

対前年

▲7.2%

▲8.4%

▲11.8%

▲9.8%

※ 価格は、1kwあたりの平均システム価格。

 

今後もこれまで通り価格低下が続くか?

この5年間、平均すれば、毎年5.2万円/kw、9.3%ずつ太陽光発電システムの設置費用は安くなっています。ただし、今後もこのレベルで低下し続けるかといえば、おそらく難しいでしょう。価格低下は、海外勢も含めメーカー間の競争によるところもありますが、今後どれだけ普及が進むかにかかっています。

 

これまでは普及促進のために、国の補助金があり、買取価格も高めに設定されていました。ところが、国の補助金は2013年度末で終了しました。プレミア価格での買取も2015年度にはなくなる見込みです。

 

こうしたことから、今後の価格低下は鈍ることが予想されます。ですから、太陽光発電を導入する計画があるのであれば、買取価格が高めに設定されている2014年度中に設置するのがよいでしょう。

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