※当サイトでは記事内にアフィリエイト広告を含む場合があります。
【太陽光発電 Q&A】
太陽光パネルのメンテナンスや掃除は必要?
太陽光パネルは、大きなメンテナンスは基本的にほとんど必要ありません。
砂ぼこりなどの汚れは、雨でたいていの場合、洗い流されます。ただし油分を含む汚れは、自然に洗い流されるということはないので、やはり定期的に太陽光パネル表面の汚れを掃除することは必要です。
JQA(日本品質保証機構)が行った試験によれば、太陽光パネル表面に汚れが付着することによって、年間1.0~2.2%程度の出力低下が見られたとされています。
実際には、場所によって汚れ具合には差がありますし、周囲の環境の影響が大きいようです。また、太陽電池の設置角度によっても、傾斜が浅いと汚れがたまりやすい傾向があるようです。
とはいうものの、一般的には、埃の舞う高速道路の近くや火山灰の降る地域など特殊な状況を除いて、汚れに対しては特に気にする必要はないとも言われています。
定期的にモニターで発電量をチェックして、極端に出力が落ちた場合などは、メーカーや設置業者に相談するのがよいでしょう。
また、設置後のアフターサービスとして、メーカー側が発電状況を日常的に監視してくれるサービスを実施しているところもあります。そういったサービスを利用するのもおすすめです。
なお、太陽電池には各メーカーとも保証が付いています。保証期間中は、定期点検や故障に対応してもらえます。