中断・未稼働の太陽光発電をNTTスマイルエナジーが再生

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NTTスマイルエナジー「ご縁ソーラープロジェクト」

(2014年8月23日)

太陽光発電所の建設計画が目白押しですが、一方では、融資や農地転用の不調、あるいは事業主体が決まっていないなどの理由から、固定価格買取制度の認定を受けながら着工もできずにいるケースが増えています。

 

電力買取価格が高いうちに認定だけ受けようと、発電施設を建設する用地も太陽光パネルなどの資材も準備せずに設備認定を受けるケースがあったからです。

 

そこで、NTT西日本子会社のNTTスマイルエナジーが、そういった中断したままの太陽光発電設備の建設を代わって行う事業を始めています。太陽光発電の建設を予定していた個人や企業から土地を借りて、太陽光発電所の建設を継続しようというものです。

 

「ご縁ソーラープロジェクト」と呼ばれる事業です。すでに2014年4月より事業を開始しています。

 

4月3日より4月30日まで第1期分を募集し、137基のエントリーがあったそうです。7月30日より8月31日までを第2期(投資規模5億円)として募集を行っています。今年度は10億円を投じ、100か所ほど作る計画です。

 

対象となるのは、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づき、建設を予定していた発電所です。具体的には、固定価格買取制度による「電力買取単価が36円または32円以上」加えて「1kwあたりの施工単価が25〜30万円」の案件としています。

 

NTTスマイルエナジー社は、「エコめがね」と呼ばれる太陽光発電量を調べるシステムを運営しています。取引先から「中断した建設計画が多い」という情報を受け、4月から候補地を探し始めました。

 

第1期募集でエントリーを受け付けた137基のうち、約20基について、2014年6月末までに設備投資を行い、事業を開始することを決定しているそうです。エリアは茨城県や愛知県などで、発電設備の稼動開始は2014年11月ころの予定です。

 

この事業で、NTTスマイルエナジー社は売電収入を得られ、土地を貸す個人や企業は賃貸料が入ります。土地のオーナーにとっては「土地貸し太陽光発電」となります。

 

太陽光発電の建設計画は、計6千万kw超が国から認定されていますが、実際に運転が開始された発電所は、まだわずか1割強にすぎません。建設中の施設もありますが、費用を調達できずに「塩漬け」になっている計画も多いといわれています。

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